2017年04月29日

グラインダー整備

さてさて、
前回の記事で宣言していたとおり
今回はグラインダーと円砥の
整備についてです。

実は師匠がちょいと
体調を崩しておりまして
この何カ月か工場の機械の
整備を任されておる次第。
しかし、いい機会だから今後のために
どういう整備をしたか
記録に残しておこうと。

この鍛冶修業の日記も
振り返れば2010年から
始めているのですが
意外と振り返るのに便利なんですよね。
ちなみに過去の記事で
グラインダーについて触れてた記事
は以下のものです。
http://uinversal.seesaa.net/article/362708217.html
http://uinversal.seesaa.net/article/202480662.html
170330-1.jpg
普段は上の写真のような感じで
使っているのですが
いろいろカバーを外して
中核部をむき出しにしたのが
下の写真ですな。
170330-2.jpg
真ん中に1本のシャフトがあって
その両端に用途の違う
グラインダーが2枚セットしてある
で、中央部にベルトが巻かれて
1つのモーターで動かしている
って感じのシンプルなマシンですな。

で、このシャフトが重要で、先代から
使われているものらしく。
師匠はあと予備のものを1本
持っていると言っておった。

さて整備することは
ベアリング(軸受)に
グリス注入口があるので
ここにグリスガンを使って
グリスを注入すること。
グリスはここからしか
ベアリング内部には入らないんだなあ。
側から入れても表面に塗られる
だけなのであーる。
シャフトをモーターで回しながら
入れていくのがコツといったところ。
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あと円砥と呼ばれる
回転式の巨大砥石マシンもあって
ここにも同じように
グリスをさしていく。
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と、こんなところで研磨機類の
整備は終了〜。
では、次は集塵機の掃除でもするか。
posted by アサケン at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

ポルコ

この日訪ねたのは
以前にコチラ↓で紹介したことのある
http://uinversal.seesaa.net/article/429760643.html
http://uinversal.seesaa.net/article/433225635.html
肉系飲食店が数件集まってできた
飲食店街の一番手前にある
鉄板トンテキ専門のお店。
ちなみに「ポルコ」とは
イタリア語で「豚」を意味する
らしいですな。

それではユニバ・チェックから
駐車場は上の記事でも紹介たのだが
この飲食店街の共用の駐車スペースが
奥に存在します。
店舗の入口は手動式の開き戸、
その足元には段差はありませんでした。

170318-1.JPG 170318-2.JPG
店内にはカウンター席とテーブル席
とあるのですが
その全ての椅子は固定式でした。
もし車椅子でアプローチするとしたら
テーブル席に通路側から
ということになるのでしょうが
通路もそれほどの広くないので
車椅子での利用は不向きと
言わざるをえないでしょう。

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さて、メニューはというと
シンプルにトンテキのみ。
200g1080円と300g1480円とがあり
5種類のソース、
オリジナルウスター、ジェノベーゼ
生姜風味、デミソース
トマトソースから選べる
というもの。
ごはん、味噌汁が付いており
これらはお代わりができます。
で、オーダーしたのは
200gのオリジナルウスター。

テーブルに置かれた説明カードによると
こちらのトンテキはコンフィという
低温の油脂でじっくり火を通す
調理法でできているらしく
肉汁が全体にまわってしっかりと火が通り
ジューシーで絶妙な柔らかさ
ウリであるとのこと。
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さらに食べ方の説明もされてあり
鉄板の上にトンテキの他
キャベセンとマッシュポテト
が乗せられているのだが
これらをぐっちゃぐちゃに混ぜて
いただくのがお勧めだとか。
とっても直なわたくしめは
そうさせていただきました。
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いや〜、人の話は黙って聞くものです
大変美味しゅうございました。

それでは最後にトイレを拝見。
開き戸の手前に10cmほどの
下がる段差がひとつ
手すり関係のない洋式便器でした。

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あと、場所は国道202号線沿い
小田部交差点そば
ネッツトヨタの道向かいにある
飲食店街の一番手前にございます。

「ポルコ」鑑定結果:58ユニバ
福岡市早良区小田部2-1-24


あと、いろんなHPにおける
この店の紹介記事は
コチラや<コチラなど。
posted by アサケン at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店(レストラン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

「博多鋏」の技、国の文化財に

先月、メディア発表されたのだが
この度、「博多鋏」の製作技術が
国の無形民俗文化財に指定された。↓
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2017012701_toshin.pdf
今後、「博多鋏製作技術保存会」
が作られる予定で、私の名前もそこに
連ねていただけるらしい。
170214-1.JPG
ありがたや。

師匠の家に出入りさせて
いただくようになり
かれこれもう9年目になる。

突然転がり込んで
「弟子にしてください」というと
「弟子なんてとってない」と断られ
それでもなんとか
「僕には夢があって
ユニバーサルデザイン博多鋏
が作りたいんです」と説明すると
「じゃあ、勝手にすれば」といわれ
いや、いっていただいたと受け取り
週末に勝手に訪れることから始まった。
最初はろくに相手もしてくれなかったが
徐々に教えてくれるようになり
最近では、ようやく鋏らしきものは(^^;)
作れるようになってきた…と思っている。

この9年で知り得たこの知識は、
書物やビデオや口だけの説明では
なかなか習得することができない
共に火床を金敷を鍛造機を研磨機を
見つめて、あーでもない、こーでもない
と話し合ってでしか得ることができない
貴重なものだと思っている。

そしてここには、たとえ
伝統工芸が下火になったからといって
これを“0”にしてしまっては
ほんとにもったいない技術も
たくさん詰まっている。

よくもまあ、この8年間
どこの馬の骨とも分からぬ人間を
追い出すこともなく、
そばにいさせてくれたなあと
感謝は尽きることがない。

せめてこの知識を
“0”にしないお手伝いをさせていただくことで
お許しいただければと思っています。
これからも宜しくお願いします。
師匠!
posted by アサケン at 16:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

鍛造機メンテナンス

さてさて、
前回の記事は…2015年の9月かあ
はははは、またまた久しぶりに
このカテゴリの記事を
更新させていただきます。
博多鋏の鍛冶職人・高柳晴一氏
のもとでの鍛冶修業、
しぶとく続けておりますよ〜(^_^)

ここんとこちょいと体調を崩してる師匠。
そんな師匠に代って工場の
大切な機械類のメンテナンス作業を
任されるようになった私。
最初は「遊び人」、その後「生徒」
最近ではようやく「弟子」と私のことを
他人に紹介してくれるようになっていた。
これはもう間違いなく私が
4代目候補になったという証(号泣)
メンテナンス頑張らさせていただきます!

ということで最初は
鍛造機のメンテナンス作業から。
鍛造機の役割については
以前に紹介したコチラ↓
http://uinversal.seesaa.net/article/206724054.html
の記事をご覧ください。

とにかく鉄のマシンですから
錆だの摩耗だのが一番の天敵。
それらを防ぐのにはこまめな
オイルにグロス注入が不可欠なんです。
で、どういったところに刺したかを
鍛冶屋覚え書きとして
ここに写真で記録しておこうと。

まずはオイルがコチラ。
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とにかく回転して動く
摩擦がおこるとこすべてですな。
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続いてグリスがコチラ。
まずはグリスガンの後ろの棒を
引っ張り出して引っかけた状態にし
グリスを投入したら棒を戻して
セッティングが終了。
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グリスは鍛造機側に投入口があって
そこからでしか入らないんですな。
この鍛造機には2か所にありました。
適当に摩擦が起こってそうな所に
塗ったところで表面でしかなく
機械のなかまで入っていかないのだ。
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とにかくマシンは大切に使わんとね。
ちょっと前に師匠から
この「フクダ」の鍛造機は
現在はもう会社自体がなくなってて
事業を引き継いだ会社が
受注生産性で作っているのみ
って聞いたことがあったからなあ。
ネットで調べてみると、ありました。
コチラ↓がその会社のようですな
http://www.taniguchi-iw.co.jp/index.php?id=11
「谷口鉄工所」っていうんだ。

ついでに
その他の会社も検索してみると
スプリングハンマーの製造販売を
専門でやっている会社も
あるじゃないですか↓
http://www.ne.jp/asahi/terasawa/homepage/service.html
「寺澤鉄工所」かあ覚えとこ。

「坂本式ベルトハンマー」ってのもあるぞ
https://www.kochi-seizou.jp/attention/?hdnKey=572&lang=jp

「卓上スプリングハンマー」?!
http://www2.plala.or.jp/springhammer/
「日本の伝統を趣味に
定年後に憧れの職人を」
って、なにそれ(笑)

しかし
この鍛造機の調節には
どの鍛冶屋さんも相当苦労している
みたいですな↓
http://damascusnote.blog.fc2.com/blog-entry-23.html
へ〜、この人凄いなあ
ダマスカス・アーチストとかいるんだ。
ダマスカスとはこのブログでも
以前にコチラ↓
http://uinversal.seesaa.net/article/238519282.html
で紹介した記事をご覧ください。

よっしゃ、鍛造機のメンテナンスは
今回はこんなとこで終了〜。
次はグラインダーと円砥じゃあ。
posted by アサケン at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

博多 水たき 濱田屋

とある友人が計画してくれた飲み会〜。
寒〜い冬には、やっぱり鍋。
博多の鍋といったら水炊きでしょ!
ってとこまで2人で話してて、
彼お勧めのお店に
連れていってもらった次第。

それではユニバ・チェックをば
手動式引き戸の足元には
段差はないのですが
その手前の歩道と店舗敷地の間に
2cmほどの段差がひとつ。

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1階フロアには椅子&テーブル席と
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壁に向かったカウンター席と
がありました。

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2階には宴会用座敷、3階には個室座敷
などもあるようでしたが
上階へは階段でしか
繋がっておりませんでした。


さて、いただいた料理は
事前に友人が注文してくれていたもので
お店のHPによると↓
http://mizutaki-hamadaya.jp/
3500円のコースだったみたいですな。

まずは、お鍋のスープをいただきます。
これ、水炊きのルールのようなもんですな
ここからスープの味わいが変わっていく
様を感じていくのが博多水炊きの
楽しみ方のひとつでもあります。
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うん。透き通ったスープですが
しっかりとした鶏のコクを
感じるものでありました。

さて、まず出てきたのが「スモークチキン」
鶏の胸肉と鴨の山椒風味なるもの。
ほいほい、すぐさまこれにて
お酒を味わうことができる訳ですな。
口の中が準備OKの状態になります。
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そうしているうちに鍋に投入されたのが
ごろっとした鶏肉のぶつ切り。
なんでも赤鶏を使用しているようで
柔らかくコクのある味わいでした。
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そして、そんな鶏肉を
食べ尽くせぬうちに運ばれてきたのが
今度は手羽先とモモ肉の揚げ物。
ひや〜、これまた鳥三昧のコースですな。
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さて、続いて鍋にはツミレやレバーが
投入されてさらに味わい深いものに。
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で、最後に出てきたのが
なんと糸島豚のロースしゃぶしゃぶ
へーっ、最近の博多水炊きは
なんでもありって感じだなあ。
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まあ、美味しいからいっか。

と、ひととおり宴を終了したところで
友人に例のものを手渡しました。
危ないブツじゃありません(笑)
私の最新作の博多鋏だ。
高柳晴一氏のもとに弟子入りして7年。
ようやく売っても恥ずかしくないものが
出来上がったので、その初の一本目を
この友人に買ってもらったのだ。
お代は、この飲み代を出していただく
ってことで手を打った訳。
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まいどあり〜、ありがとね。
これを励みにこれからまた頑張るよ。

それでは最後にトイレを拝見。
トイレは2階にしかなく
階段で上っていくしがございません。
手すり関係のない洋式便器でした。

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場所は地下鉄「呉服町駅」より
徒歩4分といったところ。
大博通りから冷泉公園側に向かう
冷泉公園通りに入り、2つめの角を
右に折れるとすぐ左手に
見えてまいります。

「博多 水たき 濱田屋」鑑定結果:62ユニバ
福岡市博多区店屋町3-33


あと、いろんなHPにおける
この店の紹介記事は
コチラや<コチラなど。
posted by アサケン at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店(和食) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする