2005年10月15日

南無阿弥陀仏

10月8日、午後10時30分。
このブログの更新を楽しみにしていた人が、
この世を去ってしまいました。
カメラとパソコンと読書が大好きな人でした。
1015.jpg

彼は生まれつきの何十万人に1人という難病で、
その病気においては日本歴代最高年齢に達していました。
享年41歳。ここまで来れたのが奇跡のようなものでした。
彼が亡くなった後、彼の机やパソコンの中を整理していると、
最後まで生きようと努力していた形跡の残る遺品が
次から次と出てきて、涙が止まりませんでした。
60102-1.JPG

これから先、医療の発達により、
人類が自由にDNA操作を出来る時代がやってきたなら、
彼の病気は治っていたのかもしれないと言われていました。
DNA操作は人類が足を踏み入れてはならない聖域という意見も聞かれます。
しかし、もしも自分や大切な人がそのような難病になってしまってもなお、
同じような意見でいられるでしょうか。

僕はDNA医療の発達を切望します。
posted by アサケン at 17:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする