さて、おなじみの週末鍛冶修業。
今回造ろうと思っている鋏は
言葉で説明するとこんな感じ。
普通の鋏は手動で、
開いて閉じて、開いて閉じて
という運動を繰り返し、
物を切っていくわけですが、
その開いての運動を自動で
してくれる鋏を造れないかと。
要するに人間は閉じる動力だけで
物を切っていくことができる。
まあ、コチラで紹介されているような
剪定鋏などではよくある
仕組みなんですけどね。
それを、紙切り、布切り、
文房具系の鋏に採用できんかと。
で、師匠に相談しつつ
形作っていってみたのだが、
問題となったのはまず
目釘の穴の位置。
普段よりかなりアシ側にあいていないと
アシに付けるバネでは
大きく開かんやろうと。
しかも、刃の位置も普段より
後ろに持っていくことで、
広く開くことになるであろうと。
分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。
ということで、1日目
鍛接、鍛造を終え、
ちょっと削ってみたのがこれ。
まだ削り足りなかったりした部分や
目釘の穴の位置をマジックで
書き足してみた。
この下書きをもとに2日目は
さらに荒削りをし、焼き入れまで
もっていく予定。
さて、どうなりますでしょうか。
と、本日の鍛冶道具紹介をば
この1日目の作業
鍛接、鍛造における主役のひとつ。
「金敷(カナシキ)」と申します。
「金床(カナトコ)」とも言うみたいですが。
この上で赤らめた鉄を鎚で叩き
形成する鉄の作業台ですな。
地面に固定されているというか
見えてる部分の倍に近い本体が
地面のなかに埋まっているそう。
それぐらいせんとこの激しい作業には
耐えられないんでしょうねえ。
頭の面が固い鉄・鋼でできており
本体がやわらかい鉄・地金で
できています。よく見ると
頭の面が真っ平でないのがミソで、
この湾曲があることで、
鉄がよく伸びるんですねえ。
分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。
これがいわゆる和金敷といわれるもので
西洋金敷と呼ばれるものもあるんだけど
それはまた次の機会にて。
皆さん、ついてきてね〜。
クリックしていただけると励みになります。さて何位かな〜。
↓↓↓
今回造ろうと思っている鋏は
言葉で説明するとこんな感じ。
普通の鋏は手動で、
開いて閉じて、開いて閉じて
という運動を繰り返し、
物を切っていくわけですが、
その開いての運動を自動で
してくれる鋏を造れないかと。
要するに人間は閉じる動力だけで
物を切っていくことができる。
まあ、コチラで紹介されているような
剪定鋏などではよくある
仕組みなんですけどね。
それを、紙切り、布切り、
文房具系の鋏に採用できんかと。
で、師匠に相談しつつ
形作っていってみたのだが、
問題となったのはまず
目釘の穴の位置。
普段よりかなりアシ側にあいていないと
アシに付けるバネでは
大きく開かんやろうと。
しかも、刃の位置も普段より
後ろに持っていくことで、
広く開くことになるであろうと。
分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。
ということで、1日目
鍛接、鍛造を終え、
ちょっと削ってみたのがこれ。
まだ削り足りなかったりした部分や
目釘の穴の位置をマジックで
書き足してみた。
この下書きをもとに2日目は
さらに荒削りをし、焼き入れまで
もっていく予定。
さて、どうなりますでしょうか。
と、本日の鍛冶道具紹介をば
この1日目の作業
鍛接、鍛造における主役のひとつ。
「金敷(カナシキ)」と申します。
「金床(カナトコ)」とも言うみたいですが。
この上で赤らめた鉄を鎚で叩き
形成する鉄の作業台ですな。
地面に固定されているというか
見えてる部分の倍に近い本体が
地面のなかに埋まっているそう。
それぐらいせんとこの激しい作業には
耐えられないんでしょうねえ。
頭の面が固い鉄・鋼でできており
本体がやわらかい鉄・地金で
できています。よく見ると
頭の面が真っ平でないのがミソで、
この湾曲があることで、
鉄がよく伸びるんですねえ。
分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。
これがいわゆる和金敷といわれるもので
西洋金敷と呼ばれるものもあるんだけど
それはまた次の機会にて。
皆さん、ついてきてね〜。
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