師匠のもとを離れ、自分の場所をみつけ
ようやく“俺の火”といえるものを
つけるとこができた。
今年の春に我が家にやってきた
手動のコークス炉。
(またの名をフイゴ、ホド)
やはり手動式ということで
相当大変だったが、
なんとか赤いコークスになってくれた。
しかし、電気の力を借りることなく
コークスに火がつけれたことは
鍛冶屋の原点に戻れた気分。
そんな“俺の火”にて作った
最初の作品は…道具である。
鍛冶屋は自分の道具は自分で作るのが基本。
炉内の散らばったコークスを集めたり
炉の根詰まりを取り除いたり
空気穴を開けたりして、コークスの火を
馴染ませる道具(カギ状の棒)
火造りにおいては最も頻繁に使用される道具だが
鍛冶屋の必須アイテムとして
取り上げられることはほとんどない。
(名前もついていない)
このような存在こそが
資料や文献だけでは残せてない
ところではないだろうか。
作る人がいなくなり、記録だけを頼りに
再現するとなると十数年はかかると
言われている伝統工芸の世界。
なんとかこの火を
灯し続けたいと思っている。
ようやく“俺の火”といえるものを
つけるとこができた。
今年の春に我が家にやってきた
手動のコークス炉。
(またの名をフイゴ、ホド)
やはり手動式ということで
相当大変だったが、
なんとか赤いコークスになってくれた。
しかし、電気の力を借りることなく
コークスに火がつけれたことは
鍛冶屋の原点に戻れた気分。
そんな“俺の火”にて作った
最初の作品は…道具である。
鍛冶屋は自分の道具は自分で作るのが基本。
炉内の散らばったコークスを集めたり
炉の根詰まりを取り除いたり
空気穴を開けたりして、コークスの火を
馴染ませる道具(カギ状の棒)
火造りにおいては最も頻繁に使用される道具だが
鍛冶屋の必須アイテムとして
取り上げられることはほとんどない。
(名前もついていない)
このような存在こそが
資料や文献だけでは残せてない
ところではないだろうか。
作る人がいなくなり、記録だけを頼りに
再現するとなると十数年はかかると
言われている伝統工芸の世界。
なんとかこの火を
灯し続けたいと思っている。