2020年11月18日

鍛接(沸かしつけ)

我がコークス炉が
鍛接に必要な1000℃という炎に
なんとか到達してくれた。
おかげで、無事
地金(ヂガネ)に鋼(ハガネ)を貼り付ける
鍛接(沸かしつけ)の作業を
完了することができた。
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難しさは、何といっても
鉄の色だけを見ての温度の見極めだ。
一瞬でも見逃すと
たちまち鋼が火の粉を吹いて解け出し
鈍刀(なまくら)と呼ばれる
使い物にならないものになってしまうのだ。
201118-2.jpeg
ここをクリアできたということは
とても大きな一歩であり
自分への自信も少しは持つことができた。
201118-3.jpeg
さて、次は研ぎの作業に入ることになる
実は鋏造りにおいては
研ぎの作業の方が大変とされているのだ…。
posted by アサケン at 15:43| Comment(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする