「船人料理387」鑑定結果:10ユニバ
福岡市中央区六本松3-8-7
福岡市中央区六本松3-8-7
六本松の古ぼけた雑居ビルの3階、ふいに目に入った怪しげな看板。
こんなところに……船人料理?って、いったいなんなのよ。
「絶対やめといたほうがいいって」と1人の僕が言う。
「確かめもせずに諦めて、恥ずかしくないんか」ともう1人の僕が言う。
そして人生を振り返り、はたと気付く。
これまでにこのような岐路に立たされたとき、
「険しくとも、面白そうな道」やなかったんかい!
40歳を過ぎて、知らず知らずのうちに守りに入っていた自分を恥、入店を決断。
3階へは階段でしか繋がっていなく、
いつもオープン状態だと思われる手動式開き戸の足元には段差なし。
店内はカウンターメインで、奥の窓辺に4人掛けのテーブルが1つ存在した。
僕はカウンターの一番隅に座ると主人がおしぼりを持ってきて
「なんにします〜」
なるほど主人は料理人というより
船人という言葉がぴったりと当てはまるような風貌であった。
黒板を見ると「本日の焼き魚、本日の煮魚、本日の刺身」と、
あと少々が書かれてあるのみ。
これでなんにしますって、本日の魚はなにがあるんかい! と聞くと。
「えーと、サバとアジとタチウオですね」
「……それだけですか」
「それだけです」
ということでサバとアジを刺身でいただく。
で、出てきたものはこれまた船人料理という言葉が
ぴったりと当てはるものであった。
で、飲み物はなにがあるんかい! と聞くと。
「え〜っと、ビールが……あっ、あと2本しかない。あとは焼酎ですね」
俺の自宅でももっとあるぞ! 「じゃあ、焼酎をお湯割りで」
そして、作ってくれたのは最初の1杯だけで、あとは
「めんどくさいけん、自分で作って、好きなだけ飲んで」と
目の前に5合瓶を置いていった。
しばらくすると常連らしき人がやってきて隣に座った。
「マスター、今日はなにが食べれると」
「サバとアジとタチウオ」
「それ以外は?」
「そーやねー……あっ、メンチカツがあったなあ」
「それ! 僕にもください」とその常連より早い反応を示し、
めでたく2品目をゲットできた。
目の前には映りの悪いテレビがあり、日本シリーズが流れておった。
「あっ、また巨人が打たれた」とご主人。
「巨人ファンなんですか?」と僕。
「いいや広島ファン。巨人が勝つと景気があがるやろと思って」
「じゃあ、広島出身ですか」
「いいや長崎」
「訳がわからん! ご愛想お願いします」
すると、なんの計算をすることもなく「じゃあ、2000円で」と。
「て、てきとーやなー」
「それ以上はとりきらんけん。また来て」
って言ってたけど、2000円でちょうどいい感じがしないでもなかった。
誤解されないように言っときますけど、僕はこんな店大好きです。
西洋かぶれのツヤつけ接客に飽きた人にはおすすめです。
あとトイレは店内には存在しませんでした。
どっかにビル共同トイレが存在するのかな?
探す気力はございませんでした。あしからず。
ちなみに、いろんなHPにおけるこの店の紹介記事はコチラやコチラなど。
「船人料理387」鑑定結果:10ユニバ
福岡市中央区六本松3-8-7
クリックしていただけると励みになります。さて何位かな〜。
↓↓↓
こんなところに……船人料理?って、いったいなんなのよ。
「絶対やめといたほうがいいって」と1人の僕が言う。
「確かめもせずに諦めて、恥ずかしくないんか」ともう1人の僕が言う。
そして人生を振り返り、はたと気付く。
これまでにこのような岐路に立たされたとき、
「険しくとも、面白そうな道」やなかったんかい!
40歳を過ぎて、知らず知らずのうちに守りに入っていた自分を恥、入店を決断。
3階へは階段でしか繋がっていなく、
いつもオープン状態だと思われる手動式開き戸の足元には段差なし。
店内はカウンターメインで、奥の窓辺に4人掛けのテーブルが1つ存在した。
僕はカウンターの一番隅に座ると主人がおしぼりを持ってきて
「なんにします〜」
なるほど主人は料理人というより
船人という言葉がぴったりと当てはまるような風貌であった。
黒板を見ると「本日の焼き魚、本日の煮魚、本日の刺身」と、
あと少々が書かれてあるのみ。
これでなんにしますって、本日の魚はなにがあるんかい! と聞くと。
「えーと、サバとアジとタチウオですね」
「……それだけですか」
「それだけです」
ということでサバとアジを刺身でいただく。
で、出てきたものはこれまた船人料理という言葉が
ぴったりと当てはるものであった。
で、飲み物はなにがあるんかい! と聞くと。
「え〜っと、ビールが……あっ、あと2本しかない。あとは焼酎ですね」
俺の自宅でももっとあるぞ! 「じゃあ、焼酎をお湯割りで」
そして、作ってくれたのは最初の1杯だけで、あとは
「めんどくさいけん、自分で作って、好きなだけ飲んで」と
目の前に5合瓶を置いていった。
しばらくすると常連らしき人がやってきて隣に座った。
「マスター、今日はなにが食べれると」
「サバとアジとタチウオ」
「それ以外は?」
「そーやねー……あっ、メンチカツがあったなあ」
「それ! 僕にもください」とその常連より早い反応を示し、
めでたく2品目をゲットできた。
目の前には映りの悪いテレビがあり、日本シリーズが流れておった。
「あっ、また巨人が打たれた」とご主人。
「巨人ファンなんですか?」と僕。
「いいや広島ファン。巨人が勝つと景気があがるやろと思って」
「じゃあ、広島出身ですか」
「いいや長崎」
「訳がわからん! ご愛想お願いします」
すると、なんの計算をすることもなく「じゃあ、2000円で」と。
「て、てきとーやなー」
「それ以上はとりきらんけん。また来て」
って言ってたけど、2000円でちょうどいい感じがしないでもなかった。
誤解されないように言っときますけど、僕はこんな店大好きです。
西洋かぶれのツヤつけ接客に飽きた人にはおすすめです。
あとトイレは店内には存在しませんでした。
どっかにビル共同トイレが存在するのかな?
探す気力はございませんでした。あしからず。
ちなみに、いろんなHPにおけるこの店の紹介記事はコチラやコチラなど。
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福岡市中央区六本松3-8-7
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