2008年12月08日

和のやど湯のやど 春陽館

「和のやど湯のやど 春陽館」鑑定結果:85ユニバ
長崎県雲仙市小浜町北本町1680

久しぶりにバリアフリーな宿の紹介です。
こちらは長崎は雲仙岳の麓にある小浜温泉。
26の源泉を有し、100℃近くの湯が毎日1万5000tも噴き出しているという。
古くから湯治の郷として親しまれており、
ということは高齢者や障害者が多く訪れているようでして、
街ぐるみでユニバーサルデザイン化にも取り組んでいるらしい。
その1つとしてショップモビリティというシステムを街が取り入れており。
ショップモビリティとは確かイギリスで生まれた、
電動スクーターなど移動機器を貸し出して、
足元の不自由な方でも楽々ショッピングを楽しめる街にすること。
とまあ簡単にいえばそんなとこでしょう。
で、そんな近年、福祉の街に生まれ変わったこの温泉街に
大正14年からあるこの温泉宿も
‘00年ごろから、いろいろユニバーサルデザイン化に取り組み始めたらしい。
それではユニバ・チェックをば。
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外観は見るからに和風建築物なんだけど、
玄関を入るとスロープが施されており、車椅子ごと入館できるようになったいた。
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ロビーも貫禄があると言うか、歴史を感じる造りなんだけど、
似つかわしくないエレベーターや車椅子ごと入れるバリアフリートイレがあったりと、
苦労してユニバ化に取り組んだ跡が見える。
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中でも、もともと和室であった客室を無理やり洋室に変えたような
バリアフリー客室は涙もの。
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その部屋にあるこれまた車椅子ごと入れるように改造されたトイレは
やってやれないことはない!という気合を感じる。
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さらに圧巻なのは、大浴場。
その一角を仕切り、またまた無理やり家族風呂に改造しているのだ。
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それはレトロなユニバーサルデザインとでも申しましょうか、
これまでに見たことないような不思議なパワーを感じるものであった。
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ついでに一般用の大浴場も拝見したのだが、
こちらはもう、有無を言わせぬレトロなものであった。
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いろいろ趣向を凝らした風呂もいろいろあり、
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バルコニー風呂に展望風呂に地下風呂に
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もうなんだか新しいのやら古いのやら、優しいのやら乱暴なのやら……
でも、楽しかったかなあ(笑)。
あと、最近つくった施設として和ダイニング・ルームなるものも存在した。
椅子とテーブルでの食事を希望するお客さんのために作った食事スペースとのこと。
足元の不自由な方でも、車椅子の方でも使える、
入口部分の緩やかな階段がウリとのこと。
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へ〜、これまた初めてみるユニバーサルデザインだなあ。
しかし、全体的になんだか……
“これでいいのだ”的な力強さを感じるユニバな宿だったなあ。
分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。

ちなみに、いろんなHPにおけるこの店の紹介記事はコチラコチラなど。

「和のやど湯のやど 春陽館」鑑定結果:85ユニバ
長崎県雲仙市小浜町北本町1680

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posted by アサケン at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(宿・施設) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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