2009年05月31日

権兵衛館

「権兵衛館」鑑定結果:70ユニバ
福岡市中央区大名2-1-43

あれは二十数年前、兄に連れられて初めて食べたこちらの
「とり皮」の味は、僕は一生忘れないだろう。
僕があのとき食べたのは「権兵衛香椎店」だったんですけどね。
今や「粋恭」や「かわ屋」など、枝分かれして有名店になった店もいっぱいあって
全国にも広がりつつあるこの「権兵衛のとり皮」ですが、
本家本元となるとこちらの店になるはずです。
初代は城南区の友泉亭あたりに昭和43年に開店して、
ベニヤで作られたようなペラペラのお店には、
当時、店名もなかったといいます。
そこで常連が「名無しのゴンベエ」って呼んでいて、
それがそのまんま店名になったとか。
その友泉亭から引っ越してきたのがここ大名店だったと思うなあ。
それではユニバ・チェックをば。
90530-1.JPG 90530-2.JPG
入口周辺には段差もほとんどなく、自動ドア。
店内は左手にカウンター、中央にテーブル席、
入口すぐ左のコーナーと右側壁沿いに座敷席あり。

この日、我が家が通されたのは左コーナーの座敷席。
小さいスペースだったので、ほぼ個室状態で使わせていただきました。
90530-3.JPG 90530-4.JPG
カウンターは固定式の椅子で、
車椅子使用者であれば中央のテーブル席ならアプローチも可能かと思います。

さて、注文したのはまずは焼酎。
付け出しとともに黒千代香で出てまいりました。
90530-5.JPG 90530-6.JPG
焼き物は、もちろん「とり皮」(1本105円)をとりあえず10本。
そして「とりもも身」(1本105円)、「サガリもろみ焼き」(1本210円)、
「豚バラ」(1本105円)、「ピーマン」(1本105円)などなど食べたところで、
またまた「とり皮」を10本追加。
90530-7.JPG 90530-8.JPG
「おい、おとうちゃんはとり皮5本しか食べとらんぞ」と俺、
「私もよ」とカミサン……。
ニコニコ笑いながら10本目をほおばる娘。
「お前、小学1年生の分際で、なに、とり皮を10本も食べとるんじゃ!」
柔らかい首の皮だけを使い、焼いてはタレにつけこんでという工程を
数回くりかえして生まれる、手間隙かかったこの一本。
それはもう、単なるとり皮ではございません。
“権兵衛串”ともいえる、ここのみのブランドですな。
誰しもが数本では終わらない、数十本単位のうまさでございます。
90530-9.JPG 90530-10.JPG
あと最後は「ソップごはん」(315円)で締め、
これ初めて食べたけどバリウマでございました。
90530-11.JPG
最近は福岡にもいろいろ東京系焼鳥や、
ワインとあわせる焼鳥など増えてまいりましたが、
やっぱりこの味はまさに“青春の味わい”
味覚だけでは推し量れない、唯一無二の存在なんだよなあ。
それでは最後にトイレを拝見。
トイレは店一番奥に存在し、開き戸の足元には段差少々。
手すり関係のない洋式便器でした。

90530-12.JPG 90530-13.JPG 90530-14.JPG
あと場所は大名小学校の真裏って感じのところですな。

あと、いろんなHPにおけるこの店の紹介記事はコチラコチラなど。

「権兵衛館」鑑定結果:70ユニバ
福岡市中央区大名2-1-43


クリックしていただけると励みになります。さて何位かな〜。
↓↓↓
banner_04.gif
posted by アサケン at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店(居酒屋) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック