2010年04月20日

中華料理 味華

「中華料理 味華」鑑定結果:たぶん60ユニバ
福岡市中央区唐人町1-9

仕事に飽きて、おもろい昼飯処を探してチャリンコでぷらぷら。
辿り着いたのが唐人町商店街の鄙びた中華料理店。
店構えもさることながら、店先に掲げられたオープン時間、
11:00〜15:00という、超マイペースな営業に惹かれ、
ぎりぎりの14:30に入店した次第。
まずはユニバ・チェックから。
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手動式引き戸の手前には、段差解消板も施されており段差なし。
しかし、店内側に下がる段差が3cmほど。

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店内は超狭、左手にこれまた超狭な座敷席、
右手に小さなカウンターが存在した。
この手の店には、いつも不思議な体験をさせられるのだが、
この日も入店するといきなりオヤジが目を丸くして、
主「おっ、どっかで見たことある顔じゃなあ」と。
俺「そんなことないでしょう。初めてですよ」
主「嘘やろ〜」
俺「う、嘘じゃないですよ!」
と、訳が分からん会話で迎えられる。
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で、注文したのは「中華丼」(500円)。
カウンター向こうで具材を炒め始める音が聞こえたらと思ったら、
いきなりオヤジが空の丼を持って客席側に出てきた。
何? と思って見ていると、
座敷の奥に置かれた炊飯ジャーから白飯を丼に注ぎ始めた。
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「白飯、こっちかよ」と心の中で突っ込みを入れる。
で、待つことしばし、カウンター越しに手渡せられた中華丼は、
一昔前に作られたような……なんともブラウンな逸品。
恐る恐る口に運ぶと、意外とウマーイ!
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一心不乱にかきこんでいると、オヤジが、
主「よく見たら違うなあ。隣のカメラ屋の息子が帰って来たかと思った」と。
俺「そうっすか。ところで、変わった営業時間ですね」と聞くと。
主「もう年金で生活しとるんよ。この店もたたもうかと思ったんやけど、
常連から、あんた仕事辞めるとボケるよって言われてね。
儲けなんてどうでもよくって営業しとるんよ」とのこと。
主「ところで、あんたこの辺の人やないんやろ、どこから来たんね」
俺「薬院からです」
主「こっちへは仕事ね」
俺「いえ、散歩っす」
主「薬院から唐人町まで散歩ね(笑)」
俺「はい(笑)」
これだから、場末の食堂への飛び込みはやめられません。
めちゃめちゃ和んだ昼飯を楽しませていただきました。
それでは、いつものトイレ拝見ですが、
多分、店奥の扉の向こうに存在するんでしょうけど、
見てくるまでのことはないかなあと判断させていただきました。

ユニバーサルデザインとはほど遠い店舗ではありましたが、
末永く営業してもらいたいと思える店でございました。
また来ます。

ちなみに、いろんなHPにおけるこの店の紹介記事はコチラコチラなど。

「中華料理 味華」鑑定結果:たぶん60ユニバ
福岡市中央区唐人町1-9


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posted by アサケン at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店(中華) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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