2011年02月06日

火箸

さて、知ってる人は知ってるが
知らない人は知らない
(って、当たり前やん)
私めの鍛冶修業への挑戦。
以前、コチラ↓や
http://uinversal.seesaa.net/article/163652361.html
コチラ↓で紹介したこともあるのですが
http://uinversal.seesaa.net/article/163751811.html
相も変わらず続けておりまして。
今年に入って造った
第1号目の作品がこちら(表と裏)。
10205-1.JPG 10205-2.JPG
これ、火箸と申します。
鍛冶屋にとっては大切なこの道具。
これで赤く焼けた鉄材をはさみ
槌でたたいて、鉄を様々な形に形成する、
いわば鍛冶屋にとっては手の延長
のような道具なんです。
ですから、出来合いのものじゃ
ダメなんですねえ。
鍛冶屋はたいてい、この火箸を
自分の手に馴染むものを
自分で作っているのです。

で、私めは今まで
師匠の火箸を借りていたのですが
やっぱどうしてもしっくりこず。
自分が納得した自分専用のものが
欲しかったんですよよねえ。

鋏鍛冶においては細長い鉄材の
中央付近を握る必要もあるもので
火箸は先っちょが、くいっと
曲がっていることが特徴です。
10205-3.JPG 10205-4.JPG
さらに今回、噛み合わせの部分に
左右とも1本の溝を刻んでみました。
これが僕のオリジナルな取り組みで
棒状の部分を握るとき、
この溝の部分でひっかけることで
ぐらつかないように考えた次第。
10205-5.JPG 10205-6.JPG
あと、先のほうでは板状の部分を
面で挟めるようにもなっています。
この素晴らしさ、分かるかなあ
分かんねえだろうな。

なにはともあれ、この火箸。
めちゃくちゃ使いやすいです。
鍛冶職人は自分の道具を作れて
ようやく一人前……いや、
一人前になる資格ができた
ってところでしょうか。
よっしゃあ、これで鋏の出来も
違ってくるはず!

幸先のいいスタートを切れた
今年の鍛冶修業でございました。

「火箸」鑑定結果:50ユニバ


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posted by アサケン at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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