本日はまず、
NHKスペシャル
「ハイテクが支える私の人生〜アメリカ障害者政策の大転換〜」
をビデオで見る。
NHKスペシャル
「ハイテクが支える私の人生〜アメリカ障害者政策の大転換〜」
をビデオで見る。
そんでもって「障害をもつアメリカ人法(ADA法)」について語る。
これだけ強力な“障害者の公民権法”ともいえる法律を認めさせるには、
そりゃあ一筋縄ではうまくいくはずはなく、
実際多くの関係者の努力や様々な戦略によって、
ようやく勝ち取ることができたものなんですね。
その代表者でジャスティン・ダート・ジュニアという人がいるんですが、
自らも車椅子使用者で、彼が中心となってアメリカ障害者の意見をまとめ
草案を作ったんです。
で、彼はさらになかなかの戦略家でした。
当時、大統領選を争っていたのはブッシュVSデュカキス、
当初はデュカキス氏が有利だと言われていました。
そこでダート氏、
「もし、あなたがこの法律を公約に掲げてくれるなら、
全米の障害者があなたを応援する」
とブッシュ氏に話を持ちかけます。
ほんでもってブッシュ氏は逆転勝利をおさめ、
ADA法も1990年に設立することになるんですね。
頭いい〜。
あと、弁護士団体の後ろ盾も得たみたいですね。
この法律が実施されると一番儲かるのは弁護士だと言われていたんです。
アメリカは国民1人あたりの弁護士数が、なんと日本の約10倍もあるらしく、
絶大な力をお持ちなんですね。
恐ろしい〜。
ADA法の問題点としては、あまりに能力主義なところ。
日本なんかの“結果の平等”的な考え方ではなく、
“機会の平等”なんですね。
だから本当に重度の障害をお持ちの方は
置き去りにされる可能性もあります。
悲しい〜。
まあ、本日はこんなところで。
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視覚障害が少しある三十半ばの男です。
現在熊本を障害者の街"s−Jack"という飲み会をしています。
というか今週の木曜日が二回目なのです。
ADA法少し勉強してみようと思いました。
もしかすると僕がやっていることも障害者内の格差を広げているのかもしれないと思ったからです。
良い機会をくれてありがとうございます。
障害があってもバンバン飲みに行くこと、いいじゃないですか。
ほんで、どういうとこが使いにくいかを訴えていくってことって必要ですよ。
こちらが遠慮してたら健康な人にはホント分からないと思いますから。
また遊びにいらしてください。
ではでは。