2011年10月16日

七回忌

今回の帰省の目的はこれ。
兄の七回忌。
あれから↓もう7年になるのかあ。
http://uinversal.seesaa.net/article/8172410.html
ということは、このブログも
始まって7年とちょいになるんだね。

実家に辿り着くと
仏壇に僕の作った鋏を
供えさせてもらった。
11016-1.JPG
まだ延岡から福岡へ
出てきたばかりの青二才の僕に
「福岡にはこんな鋏があるんじぇ」
と教えてくれたのが
大学で芸術学部に通っていた
兄でした。

今、僕がこの鋏を作っている
と聞いたら、きっと
大笑いするだろうなあ。

翌日、お寺の納骨堂にて
あの頃、まだ2歳だった
娘の成長を報告する。

兄が亡くなってから
兄のパソコンを整理していると
僕のブログから娘の映った
画像だけを抜き出して集めていた
フォルダーを見つけました。
11016-2.JPG
僕の娘と会うことを
ことのほか楽しみにしてくれていた
兄の姿が目に浮かび
涙が止まりませんでした。

あなたの血も
こいつはしっかりと
受け継いでますから
安心してお眠り下さい。

南無阿弥陀仏


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posted by アサケン at 10:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。たぶん私はお兄様と大学で同級生でした。
「思いやり食堂」の後書きで偶然知りました。
当時は何らかの障がいか病気のある方なんだろうな、とは思ってましたが、そういう方に接する機会がないまま育っていたので、当たり前にお酒を飲んで煙草を喫って友達と談笑する彼が新鮮に見えました。心臓の絵を描かれていたのを覚えています。
コンパで酔っぱらって絡んでしまってゴメンなさい。でも笑って一緒にノってくれました。
ずいぶん前に亡くなられていたんですね・・・
Posted by 目の下のリラックマ at 2011年10月20日 12:04
はじめまして、目の下のリラックマさん(笑)
心臓の絵といえば僕の兄でまず間違いないでしょう。
身体全体が悪くなっていく病気だったのですが
特に心臓に問題をかかえていたもので
あのような作風になった次第です。
覚えていてくれてありがとうございます。
兄もきっと喜んでいるに違いありません。
あの頃、彫刻科で兄の親友だった沖縄出身の方が
兄の骨をひとかけら、久高島(沖縄)に持って行ってくれて
海に流してくれたんですよ。
岡本太郎が愛した久高島に、ずっと行きたいって言っていたのですが
結局、生前には願い叶わなかったもので。
いい友に恵まれた兄をほんと羨ましく思います。
書き込みいただきありがとうございました。
ではでは、お身体ご自愛くださいませ。
Posted by アサケン at 2011年10月20日 19:45
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