さて、今年の僕の鍛冶修業の目標は
“1本でも売れる鋏を造る”
と、勝手に決めておりまして
今回は久しぶりノーマルな博多鋏を
造ることにした次第。
まずは下の写真。
5寸と4寸5分の鋏の設計図
でございます。
師匠のお父様が残されたものでして
寸法や重量が記されております。

で、今回は全長5寸の鋏を造ろうと
考えているので、下側に記された
大きいほうの鋏がそれになります。
師匠のところには現在
鋏の地金となる素材は2種類あって
5寸より小さいサイズ鋏は
幅4分、厚み2分の地金棒を

5寸より大きいサイズの鋏は
幅4分5厘、厚み2分の地金棒を

使っております。
5寸の鋏の場合はその素材をだいたい
3寸6分(約11cm)使って、うち
1寸5分をホに、2寸1部をアシに
使用して、
ホは2寸5分に、アシは5寸に
伸ばして、片方を造っていきます。
で、これを2本組み合わせて鋏にすると
全長5寸、全重量10匁(37.5g)の鋏が
出来上がるといった感じです。
(ちなみに5円玉1つの重さが1匁)
これを正確に造り、ほんの
少しの鉄も無駄にしないのが
鍛冶屋としての誇りなんですねえ。
決して、てきとーに造って、
ちょっと大きめになっちゃったら
削ればいいじゃん
なんて考えていないんですよ。
ようやく僕もその域に……
とまでは言いませんが
無駄を出すことは恥と考えれる
余裕は出てきたかなあ。
と、今回も火造りまでを終え
1日目を終了。

これからまだまだ1本造り上げる
までには様々な困難が
待ち構えておりますが。

ああ、無事、売れる鋏が
出来上がりますように!
クリックしていただけると励みになります。さて何位かな〜。
↓↓↓

“1本でも売れる鋏を造る”
と、勝手に決めておりまして
今回は久しぶりノーマルな博多鋏を
造ることにした次第。
まずは下の写真。
5寸と4寸5分の鋏の設計図
でございます。
師匠のお父様が残されたものでして
寸法や重量が記されております。

で、今回は全長5寸の鋏を造ろうと
考えているので、下側に記された
大きいほうの鋏がそれになります。
師匠のところには現在
鋏の地金となる素材は2種類あって
5寸より小さいサイズ鋏は
幅4分、厚み2分の地金棒を
5寸より大きいサイズの鋏は
幅4分5厘、厚み2分の地金棒を
使っております。
5寸の鋏の場合はその素材をだいたい
3寸6分(約11cm)使って、うち
1寸5分をホに、2寸1部をアシに
使用して、
ホは2寸5分に、アシは5寸に
伸ばして、片方を造っていきます。
で、これを2本組み合わせて鋏にすると
全長5寸、全重量10匁(37.5g)の鋏が
出来上がるといった感じです。
(ちなみに5円玉1つの重さが1匁)
これを正確に造り、ほんの
少しの鉄も無駄にしないのが
鍛冶屋としての誇りなんですねえ。
決して、てきとーに造って、
ちょっと大きめになっちゃったら
削ればいいじゃん
なんて考えていないんですよ。
ようやく僕もその域に……
とまでは言いませんが
無駄を出すことは恥と考えれる
余裕は出てきたかなあ。
と、今回も火造りまでを終え
1日目を終了。


これからまだまだ1本造り上げる
までには様々な困難が
待ち構えておりますが。


ああ、無事、売れる鋏が
出来上がりますように!
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