2013年01月22日

黒錆博多鋏

前回紹介した↓錆鋏製作から
http://uinversal.seesaa.net/article/310276058.html
いろいろ錆について調べていると
赤錆と黒錆があることを知る↓
http://hamonotogiya.blog75.fc2.com/blog-entry-14.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1119901861
そういえば、師匠が見せてくれた
40年ものの博多鋏、
黒光りしていたよなあ。

なんでも、鉄をボロボロにする
赤錆と違い、黒錆は
それ以上の酸化を防ぐという
コーティング効果があるとのこと。
で、故意に黒錆をつくるという
鉄表面加工技術が存在するらしい。

そんな中から最も簡単そうな
タンニン処理といわれるものを↓
http://pub.ne.jp/ANAGO/?entry_id=4226833
http://hydroxide.seesaa.net/article/128289472.html
最近作ったノーマルな
5寸の博多鋏で試してみることに。
30122-1.jpg 30122-2.jpg
まずは鋏表面についた脂分を
お湯できれいに洗って取り除きます。
30122-3.jpg 30122-4.jpg
そして濃い目の紅茶をつくり
そこに大さじ2杯分ほどの
お酢を加えた液体を準備します。
30122-5.jpg 30122-6.jpg
あとは鋏を浸しているだけで
30分もしないうちに
鋏から黒い液体が発生しだし
酸化が始まるではありませんか。

そーだなあ、2時間ほど漬けて
出来上がった黒錆鋏が以下のもの
30122-7.jpg 30122-8.jpg
へ〜、こんなクッキングみたいな
方法で、なかなか立派な黒錆が
出来上がるんですなあ。

博多鋏にはこんな
表面加工技術はないんで
師匠に見せたところ
楽しそうにこの鋏を
眺めてくれました。

ところで、赤錆を黒錆に
還元?変換?する方法も
あるみたいなんだよなあ↓
http://daikoube.blogspot.jp/2012/11/blog-post_22.html
これは師匠が施していた
古い博多鋏に対する
メンテナンスの方法と
似ているよなあ。

あと、以前に製作したことのある↓
http://uinversal.seesaa.net/article/213198373.html
“黒打ち”の鋏。これも
一種の黒錆の鋏といえるもの
になる訳ですな↓。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1054753625

ん〜、面白い。
鉄と錆。
posted by アサケン at 16:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
使い込みながら黒光りさせるのは難しいでしょうね。今使ってるナイフがすぐに赤く錆びようとするので、黒光り作戦も考えてみます。
Posted by kiffy at 2013年02月19日 11:12
このカテゴリーにコメントをくれるのはkiffyさんだけですよ。
ほんと、励みになります。ありがとうございます。
手工芸品の未来に光あれ!
Posted by アサケン at 2013年02月27日 18:20
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