2005年05月22日

某リハビリテーション専門学校 「生活環境論」講義 5日目

校舎の隣にかなり大きなグラウンドがある。

校舎の隣にかなり大きなグラウンドがある。
520-1.jpg
聞くと1年次だけに体育の授業があるそうだ。
へぇ〜、専門学校でも体育の授業があるんだ。
僕は外来の講師だから自分の時間以外については、
この学校のことなんにも知らないのだ。

さて本日は「医療施設と地域」について学ぶ。
とある大学病院を中心とした、
生活・通院・診療上の問題点を見ていった。
そんな授業とはあまり関係ないのだが(笑)、
今日は1冊の絵本を生徒諸君へ紹介する。
まあしかし病院内における退屈な待ち時間を
このような良質の本を置くことで、
解決してはどうかという提案でもあった。

で、その絵本というのが「はせがわくんきらいや」である。
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作者は長谷川集平さん。
1976年に創作絵本新人賞をとった作品だ。
昭和30年におきた森永乳業の
砒素入り粉ミルク事件を告発する内容で、
当時、賛否両論を巻き起こした。
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とある健康な子供と長谷川くんというひ弱な子供との
やりとりでストーリーは展開される。
最後にめんどうばかりかけさせられる長谷川くんを
おんぶして健康な子供が
「長谷川くんなんかきらいや、
大だいだいだいだあいきらい」
といいながら共に道を帰っていくシーンで終わる。

ぼくはこれが健常者と障害者の
あるべき姿のように思えてならないのだ。
両者は真に分かり合えることなど出来ないのだと思う。
ぶつかりがあって当然なのだ。
ただ、諦めないでほしい。
無視し合うことが最もな悲劇だと思うのだ。










はせがわくんきらいや


はせがわくんきらいや
posted by アサケン at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活環境論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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