2005年05月29日

某リハビリテーション専門学校 「生活環境論」講義 6日目

本日もっとも力の入ったお話は
点字ブロックについて。

本日もっとも力の入ったお話は
点字ブロックについて。
正式には視覚障害者誘導用ブロックという。
今や世界に広がり様々な場所で
当然のように目にすることができる。
そんなユニバ・ブロックの発祥が
日本のしかも岡山県であることを、
いったいどのくらいの人が知っているだろう。
1967年に岡山県で旅館業を営む三池精一さんが、
友人であり視覚障害をもった岩崎英行さんのために
開発したのが始まりだ。
当初、なんと敷設に私財をなげうって実費で臨まれている。
世界第一号となった設置場所は、
岡山県盲学校の近くの国道2号線らしい。
その後、1970年・大阪駅に設置、
1972年・東京都の道路局が採用、
2000年・交通バリアフリー法により全ての道路および施設
にて設置が義務化された。

発祥の地、日本ではそのための悲劇も起こっている。
規格がばらばらな点字ブロックが氾濫しているのだ。
千鳥型、格子型、小判型……
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実際これだけの種類を足裏の感覚だけでの
判別は不可能に近かった。
一方、国外においてはそんな日本の姿を見て、
初めからISO規格をもうけ統一規格で臨んでいる。
日本も遅ればせながら2001年にJIS規格を成立。
そうして選ばれたのが下写真の2種類だ。
点状突起(警告ブロック)と線状突起(誘導ブロック)。
5291.jpg5292.jpg
点の直径や線の幅にいたるまで決められている。
気づいた方は実際踏み比べてみて欲しい。
確かに判別しやすい。

点字ブロックは自分には関係ないと、
いったい誰が言い切ることができるでしょう。
特に視覚の衰えは誰しもが経験することではないでしょうか。
ぜひ身近なものとして考えてほしいと思います。
posted by アサケン at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活環境論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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