2021年12月15日

6寸鋏・鍛造&鍛接

沸かしつけ、そして、火造りも終了。
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ちなみに、ここまで
ほとんど鎚一本で形成している。
できるだけ鉄を削らないで作ることが
鍛冶屋のプライドなのだ。
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「鉄を無駄にしない」
師匠に教わった大事な心得だ。

そんな鍛造後に
我が鍛冶作業の要であった
コークス炉にクラックを発見する。
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致命的な大きさでもないが…ショック。
永遠の道具ってないんだね…。
しかし落ち込んでばかりもいられない。
であれば修理して
使えるとこまで使うのみ。
修理してくれる製造元もないなら
自分で直すのみ。
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職人にとって道具との格闘も
大きな仕事のひとつ。
これまた師匠に教わった大事な心構えだ!
posted by アサケン at 16:34| Comment(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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