2007年09月10日

ベタ

一人っ子の我が娘は、物心つき始めた頃から
「ねえ、お姉ちゃんか妹が欲しいんですけど」と言い始めていた。

まあ、妹ならなんとかならんこともないが、
「お前ねえ、妹ができたらおもちゃもお菓子もみ〜んな半分わけぜ。
おかあちゃんだって3年くらいは赤ちゃんにとられるんぞ。
それでもいいとや、耐えられるか。
寂しいなんて今だけだって、
大きくなったらうっとおしく感じてる人もいっぱいいるんだから。
一人っ子でも、姉妹がいても、どっちもどっちだって」
と言い聞かせてきた。すると先日
「もういい。その代わりお魚買って」と言い始めた。
「お魚? 金魚やメダカとかか?」
「そう。女の子でかわいいやつ」
「そーだなー……いいかもな、
お魚の面倒をみることぐらいから始めてみればいいじゃん。
人間なにかの頼りにされると成長もするしな。
ちゃんと面倒みろよ」
ということで休日、訪れたのがイムズにある「P2」。
イムズ自体のユニバ・チェックは以前コチラコチラで紹介しています。
ご参照ください。
70908-1.JPG 70908-2.JPG
「P2」の入口付近には段差なし。
しかし、店内には所狭しと動物たちが置かれており、
ちょっと車椅子ではショッピングしづらそう。
さて、店員さんをつかまえて質問。
「あのー、この店で最も飼いやすい魚って、どれになるんですか」
「ベタですね」(即答)
と目を向けた先では、瓶詰めにされた魚が売られておった。
70908-3.JPG 70908-4.JPG
ベタとはタイランド生まれのお魚。
飼いやすいとされる理由はその特殊な呼吸器官にある。
エラ上部にラビリンス管と呼ばれる毛細血管の集まる呼吸器があり、
ここで必要な酸素の60%を直接大気から補うことができるらしい。
だからコップや瓶といった低酸素状態の水中で飼うことができるそうな。
娘も羽衣のようなヒレが気に入ったらしく。
「じゃあどのベタがいいんだよ。お前が面倒みたいってやつを選べ」
で、指さしたのが白いベタちゃん。
なんと白の方が他の色のものより100円高こうございます。
そして、水槽や砂利や水草、餌にカルキ抜き剤に
ヒーターまで(いちおう熱帯の魚なんで10月以降必要とのこと)一式購入。
しめて7千円とちょっと(結構いたします・涙)。
70908-5.JPG 70908-6.JPG
さっそく家に帰って、水槽に移し替えてやると、
なんだかちょっとした水族館気分で良い感じ。
そしてなによりもベタちゃんのかわいいこと。
結構人なつっこいやつで、呼んだら寄ってくるし、
まるで妖精のよう。
70908-7.JPG
「お前が名前つけてやれよ」
「えー、わからん」
「じゃあ、ベタは濁音が嫌だから、ペタなんてどうだ」
「えー、嫌」
「じゃあ、ペロは?」
「うん、そっちのほうがいい」
ということでペロちゃんがこの度、家族の仲間入りを果たしまた。
寿命はだいたい3年だそうです。
そういえばこいつ、女の子だっけ?


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posted by アサケン at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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