2005年09月19日

05 放生会

「05 放生会」鑑定結果:50ユニバ
福岡市東区箱崎1-22-1 筥崎宮

おなじみ博多三大祭のひとつ。
生きとし生きるものの命の大切さを見つめ直し、
殺生を控えようという意味の仏教系の神事で、
千年の昔から続いている。
僕は三大祭の中でもこの放生会が一番のお気に入り。
祭なのに、なんだかちょっぴり暗いのがいい。
なぜかこう晴れ晴れしくないのだ。
放生会が終わると毎年お決まりのように風が冷たくなる。
そんな季節柄も、ちょっぴり暗く感じる理由なのかもしれない。
で、今年も例年通り12日〜18日まで行われた。
せっかくなのでユニバ・チェックを試みる。
駐車場は大鳥居前の三号線を挟んだ向かい側。
なんと1回800円。
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駐車場は放生会のときだけの仮設なので地面は砂地だ。
駐車場からは歩道橋か横断歩道で筥崎宮側に渡ることになる。
大鳥居をくぐるとすぐ左手にこれまた仮設のトイレがある。
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中を見るまでのこともなくバリアフリーとはほど遠いもの。
参道にはほとんど段差はないのだが、
この日は露店が両側にびっしり、お参り客がどっちゃりで、
酸欠状態を覚悟で進入するしかない。
実際、車椅子の高齢者やベビーカーも数台見ることが出来たが、
決して心地よさそうではなかった。

さて、腹ごしらえ。
途中、広場状態のところにちょっと大きめのテントを構えた
露店にてお好み焼きやら焼きそばやらを注文。
918-9.jpg918-10.jpg918-11.jpg
汗だくになりながら食す。
テーブルや椅子はご覧の通り、長居はご無用といったもの。
918-7.jpg
食事は早々に切り上げ、広場奥の見せ物小屋へ。

放生会名物のこの出し物が、またちょっぴり暗いと思わせる要因。
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かつて若かかりし頃の私は、
生意気にこの見せ物小屋の親方と踊り子さんを取材させもらったことがある。
なかなか口を開いてくれず1週間通い詰め、
テントの設営や片付けなど手伝って、ようやく話を聞くことが出来た。
いわゆる身体に障害をもった踊り子さんで、
「自分たちはこの職業を好きでやっている…
いや、好きといったら語弊があるかもしれないが、
自分の意志で選んでいる。
この職業のおかげでそこそこの贅沢も味わえる。
しかし今、いろいろな反対運動で自分たちは職場を失おうとしている。
反対運動をするのは勝手だが、
私たちの生活はいったい誰が面倒をみてくれるのか」
そんな話を聞かせてくれたことがある。
今では、そんな踊り子さんはほとんどその姿を見ることが出来ない。

最後にカミサンが娘に射的でお菓子を2個ゲット。
918-16.jpg
さて、秋がやってくるなあ。

「05 放生会」鑑定結果:50ユニバ
福岡市東区箱崎1-22-1 筥崎宮
posted by アサケン at 18:37| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
http://www.geocities.jp/hasu58/zetumetu/misemono/mosemono.html
絶滅寸前の見世物小屋ですが、なんとか息絶えることなく持ちこたえて欲しいものです。(なんか、衰えてきたワタシの身体みたい)

しかし、身体障害者を舞台に出演させることに対する反対運動には怒りを覚えますよ。
自分たちのことだけしか考えの及ばない善意の暇人は、いつだって他人の生き方を非難する。結果として、人を差別していることに気付かんのだよね。
Posted by ひのかげ at 2005年09月22日 23:53
どもども、ひのかげさん。
おおこれはまさしく故志村静峯さんの作品。私が取材した口上師・藤平松太郎さんも彼の絵は絶賛してました。志村さんは北九州出身なんですよね。郷土が誇る芸術家ですよ。当時は息子さんが後をつがれてるようでしたが、今もやられてるのかなあ。藤平さんは親父さんの域にはまだ全然達していないとダメ出ししていましたけど(笑)。あ〜懐かしいなあ。私が取材した翌翌年くらいから藤平さんのお姿も見えなくなってしまいました。彼は大正時代から口上師を続けておられた方で、その引き込ませ方は絶妙でしたよ。今の放生会の見世物小屋には当時の迫力はぜんぜんありませんね。悲しいかな確実に衰退していっています。
Posted by アサケン at 2005年09月23日 01:30
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