2022年07月28日

安来鋼

この角柱状のものが鋼(炭素鋼)。
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これまた
師匠より生前にいただいた
限りある大切な鋼だ。
安来鋼・白紙2号
と言われるものだ。
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今回はこれを細く伸ばして
鋏のサイズにあわせて切り分けた。
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それではまた
その寸法を記録しておこう。
(上が5.5寸用、下が6寸用)
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次回は前回地切りした地金(軟鉄)に
この鋼を結合(鍛接)させる作業となる。
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前半戦の大きな山場を迎える。
posted by アサケン at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月25日

6寸鋏、5.5寸鋏、地切り

地切り、完了。

今回は2つのサイズの
鋏を作ろうと考えている。
220625-1.jpg
ひとつは全長6寸の鋏。
これは前回作った鋏と同サイズ
のものになるのだが、
前回の鋏は美しさを重視したため
ちょっと薄めに作った次第。
すると当然だが引き換えに
強さが落ちてしまっていた。
そこで今回はもう少し厚めに
頑丈に作ろうと考えている。

そしてもう一方は全長5.5寸の鋏。
これは初めて作るサイズ。
ということでアシ(持ち手部分)
を曲げる曲げ金から
作らなければならないのだが。
それよりも何よりも
この地切りのサイズからして
手探り状態…。

とりあえずこの段階での
寸法を記録しておこう。
(上が5.5寸、下が6寸)
220625-2.jpg
6寸鋏は前回同様、「博多刀鋏」。
5.5寸鋏は新しい独自の鋏を考えている。
今のところ「シン博多鋏」とでも
申しておきましょう。

お楽しみに
posted by アサケン at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月22日

地金

さて、また1本の鉄の棒から
鋏作りを始める。
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これは地金と呼ばれる軟鉄。
(焼入れしても焼が入らない
炭素含有量が0.02%未満のもの)
この軟鉄に鋼と呼ばれる炭素鋼を
(炭素含有量が0.02〜2.14%のもの)
貼り付けて作るのが
日本の刃物の特徴だ。
220522-1.jpeg
ちなみにこの地金は
師匠より生前にいただいたもの。
5〜6寸の鋏はこの地金で作っておられた。
使いきってしまわないうちに
そのサイズを記録撮影しておこう。
220522-3.jpeg

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我が相棒のコークス炉も
今はまだ元気に鉄を沸かしてくれているが
いつかは朽ちる日がやってくるだろう…。
220522-4.jpeg
まあ、いろいろ心配してもしょうがないか
私が朽ちる日も分からないのに。


posted by アサケン at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月07日

博多刀鋏

前々から紹介していた我が最新作の鋏。
実はある人からの
オーダーを受けて作った鋏でして。
そのお方というのが
人形作家・中村信喬さん。
博多人形界の巨匠であり、
日本工芸界の重鎮と
言われるお方であります。
220407-1.jpg
先日、信喬さんは
福岡県無形文化財にも選ばれました。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/890238/
おめでとうございます!
その作品はいわゆる多くの人が想像する
博多人形の域は完全に超えたもので
福岡はもとより全国の、いや世界の
老若男女から多くの支持を得ています。

本日、我が鋏はその信喬さんから
無事合格をいただくことができ、
ご購入していただくという
名誉を授かりました。
220407-2.png
さらにはこのデザインの鋏を
僕のオリジナルの鋏として
今後世に出す許可をもいただきました。

そしてこの鋏は信喬さんの助言もあり
「博多唐鋏」改め「博多刀鋏」
とさせていただくことになりました。

ありがとうございます!
posted by アサケン at 13:43| Comment(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月22日

博多唐鋏・パッケージ

パッケージも考えてみました。
鉄の鋏の最大の難点は錆。
このようにがっつり
ビニールに包んでしまえば
ほとんど錆びません。
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ニノ字菱紋がなくなったので
代わりにと言っちゃあなんですが
以前作っていたニノ字菱紋チャームを
着けてみました。
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ちなみに「浅研鋏製作所」のロゴは
友人が作ってくれました。
佐藤可士和氏っぽいなと
自分では思ってて(^^)
気にいってます。ありがとう。

それでは出し入れ方法を
YouTubeの動画でご覧ください。


posted by アサケン at 16:59| Comment(0) | 鍛冶修業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする